怒苦打身日記 ~協会顧問 喜多村悦史のブログ~

怒苦打身日記⑰ 気温差15度

長野県軽井沢から東京までドライブした。

出発したのが午後7時前。運転の安全を考えれば、

昼間の明るいうちだが、敢えて日が落ち、暗くなってからにした。

 

道路の混雑回避目的もあるが、メインは東京帰着時の気温予想。

この日、静岡県で気温が40度を越えたとかで、熱中症への注意をニュースで繰り返していた。

梅雨明け後の1週間(729日から84日)で病院に搬送された人18,347人、死亡者57人の情報もある。体力が弱い者にとって体温越えの熱所は命にかかわる。

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 コロナでの外出抑制のためだろう。道路は空いていて渋滞が一か所もない。すいすい進むのはよかったが、問題は気温。軽井沢出発時24度だったのだが、峠を越えて高速道路に入る時点で27度。その後、群馬、埼玉と標高を下るにしたがって30度、33度と上がっていく。夜が更けるに反して、外気温が上昇する体験をした。大泉から外環に入る時点ではついに39度。車載センサー表示だから気象庁計測とは一致しないだろうが、それにしても24度と39度の温度差には改めて驚いた。

 

 今年は不要不急の外出が抑制されている。

県間移動はなおさらだ。

「コロナでは症状が出るとは限らない。絶対に感染していないという証明はできないのだから、知らずに他人にうつしてしまう危険を避けるべきである。感染率が相対的に高い東京の人間は特に要注意」というだろう。

 長野県まで出かける正当な理由があったのか。“自粛警察”の事情聴取を受ける前に弁明しておこう。当地に保有する住宅の管理組合総会が現地であったのだ。「コロナの折りだから出席辞退を」とする傾向もあるが、あくまでも対面・討議が民主主義の原則のはず。

ボク同様のとんぼ返り者が多かったようで出発時には駐車場はほぼ空だった。

2020年08月21日