エンディングノートに書く項目

私について

皆さまこんにちは。

この項目ではエンディングノートに書く項目について解説をして参ります。

 

なぜ終活を行うのか、

自分の振り返りや身の回りの整理にどのようなメリットがあるのか、

書く際に知っておいたほうがいいこと、学んでいたほうがいいことを中心に

エンディングノート【マイ・ウェイ】を題材に全6章に分けてお話します。

 

 

これからご覧いただく方へまず一言。

 

エンディングノート(終活ノート)は最初のページから書く必要はありません。

ましてや全て埋める必要もありません。

まずは書く順番を考えずに、全体を見渡してみて、

ここは書きやすいなと思ったところから書き始めてみましょう。

 

大切なのは

エンディングノートを通じて自分自身と向きあい、

今までとこれからの思いや考えを整理することです。

法的な効力を持たないツールだからこそ、

自分の正直な気持ちを綴り、自分自身を見つめる時間を過ごしてみてください。

 

 

記載内容解説


基本情報

まずは自分自身について記載をしていきます。


 
◇ご自分の名前や、その由来
◇生まれた場所に学歴や職歴など
 
ご両親やご親族、大切な方がつけてくれたあなたの名前。どのような思いでつけてくれたのでしょうか。
どこで生まれ、育ち、どのようなお仕事をして、どんな方と出会い、何を感じてきたのか。
当然、良かったことも嫌なこともあったかと思います。
過去を振り返る導入材料として、色々な事を思い返しながら書いてみてください。
 
 
= PICKUP 「本籍」 =
後に出てくる財産の手続きや届け出に必要なのでこの機会に確認しておきましょう。
 

人生の棚卸し

次にあなたの家族やこれまでの歴史を振り返ります。


 

◇家族について

 

大切な家族それぞれとの思い出を書き出してみましょう。

過去を思い返して書いてみると

 

・まだ妻とやりたいことがある。

・子供と〇〇に行きたい。

・親孝行しなくちゃ。

 

など、これからの楽しみがいくつか浮かんでくるはずです。

 

エンディングノートとは言いますが、終活は死に支度でなく生き支度です。

これからの生きがいや楽しみを増やすことこそ大切なのです

 

◇自分について

 

自分の人生を時系列で振り返り、当時聞いていた音楽や、夢中になっていたことを思い返してみましょう。

 

・生誕~小学校に入るまで

・小学校から中学校

・15歳から成人まで

・成人から今まで

 

それぞれの時代ごとに

具体的なエピソードや感謝している出来事、お世話になった方を書いてみると、たくさんのことが見えてきます。

 

是非楽しみながら取り組んでみてください。

 

一通り書き出したら最後に今までの人生を漢字一文字で書き出してみましょう。

 

nihonntizu

 


マイメモリー

これまでとこれからの楽しみを書き出してみましょう!


 

このページには真っ白な日本地図と世界地図が載っています。

日本人のポピュラーな娯楽の一つ「旅行」に焦点をあてて、これまでとこれからの楽しみを整頓します。

 

過去に訪れて印象に残った場所からは、

また行きたいお気に入りの場所をピックアップ。

これから行きたい場所には、

死ぬまでに見たいヨーロッパの景観やアフリカの大自然など、色分けして塗りつぶしたり、

ご自由に使ってみてください。

 

家族やご友人と書き合うと

「何しに行ったの?」「こんなところに住んでたんだ!」など会話が弾むかもしれません。

ご両親や家族に終活(エンディングノート)を勧めたいけど、いきなりは話しづらいという方は、

こうした何気ない会話から少しずつコミュニケーションをとっていくのもおすすめです。

 

>> 第二章 身体について