怒苦打身日記 ~協会顧問 喜多村悦史のブログ~

怒苦打身日記73 断捨離の仕方

「これからの十年で達成しよう」

例えば囲碁で有段者になろうなど。だが「今後の百年で実現しよう」は、個人ベースでは意味がない。なぜって余命はそれより短いから。

 命には終わりがある。だから精一杯その生を活かしたい。そこから終活が始まる。とは言うものの、具体的にはなにから始めればいいのか。

断捨離を決意した思い出の品

「これ捨てるわよ」。家内が突然、物置の片づけを始めた。槍玉に上がったのはガラスケース入りの雲浜獅子の舞人形。某県赴任中に手掛けた業務が結果的に管内自治体振興につながったようで、東京に戻る際に、市長さんがぜひともと贈ってきた。「狭い家のどこに飾るのよ」と言われ続けて、物置で場所ふさぎを続けてきた代物だ。

 ボクがいろいろ言い訳をするので面倒くさくなったのか、「いいわ、残してあげる」と救済宣言。代わりに寝室の小さな箪笥が身代わりに処分されることになった。

 次に引き出されたのがカセットテープの収納箱。2段いっぱいミュージックテープなどが収められている。なけなしの小遣いをはたいたのだが、再生する機械はすでにない。子どもたちを撮影した8ミリカメラやVHS装置などとともに何年か前に処分されている。「聞かないのだからいいわよね」。頷くしいかない。

 でもほんとうは捨てたくなかった。はるか昔にラジオ番組で若手だった某女優と対談したテープなどがその中にあったのだ。

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思い出は、形には残らずとも心に残る

 片づけよう。思い立っても、「これは捨てられない」と手が進まない。残さなければならないモノはなにか。使う可能性が高いモノだけを選別して残し、他は手離す。それが断捨離の極意であるようだ。結婚時の部屋は狭かったが、モノはもっと少なかった。モノの量がその当時に戻っても、場所を取らない思い出の量は格段に増えている。

顧問 喜多村悦史

2020年10月10日

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