怒苦打身日記 ~協会顧問 喜多村悦史のブログ~

怒苦打身日記 115 農福連携

菅(すが)総理大臣は“自助”と“絆”を強調している。官庁の縦割り構造、縄張り根性の打破も菅総理の主張。抵抗勢力をなぎ倒す勢いで着々実行してもらいたい。

 新聞(毎日7月16日)に気持ちが高まる記事があった。-担い手不足に直面している農業に、高齢者が参画する動きが広がっている。新型コロナウイルスの感染拡大で注目されるテレワークや、都市集中から地方分散の流れが、就農を後押しするか-

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 記事が紹介する事例は大いに参考になる。

広島県庄原市のデイサービスセンターは、施設の近くに畑を確保し、利用者にジャガイモ、ダイコンなどの野菜作り作業を担わせている。軽い認知症のある要介護2の80代女性は普段歩行に杖を欠かせない。ところが作業後、この利用者、畑に杖を忘れて(つまり自力歩行ですたすた)戻ってきたという。この様子を目撃した生活相談員は、「他の人も農作業をすると、生き生きしている。室内の体操やカラオケで得られない開放感が人を元気にするのかもしれない」と受け止めている。

高知県香美市の社会福祉協議会の「菜園クラブ」は、農業経験のなかった定年退職者が農家の指導を受けながら、イモ類などの栽培を手掛ける事業。これまで体操や脳トレなどを企画しても男性はさっぱり参加しなかったのだが、このクラブは男性がほぼ半数を占める。「土いじりや機械操作など男性向きで一人でもできる作業があり、雑談が苦手な男性も参加しやすいようだ。スーパーなどの産直売り場に出荷し始めるまでになった夫婦も現れた」という。

要介護老人を減らしたい厚労省と国内食糧自給率を高めたい農水省。記事が紹介するような連携がなぜ普通の情景にならないのか。

顧問 喜多村悦史

2020年11月24日

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