怒苦打身日記 ~協会顧問 喜多村悦史のブログ~

怒苦打身日記120 履歴書の性別欄

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履歴書の性別欄を廃止せよとの動きがあるそうだ。
男女による差別はいけない。制による区分を嫌がる人だっているだろうということなのだろうが、ほんとうになくしていいの。
新聞投書に載った意見にこういうのがあった(産経11月10日)。その人の名前は「真弓」さん。この人からの応募書類を見た企業の採用担当者は、どのようなイメージを持つだろう。性別欄があれば誤解はないだろうが、投書者は実は男性なのだという。ボクの親族男性にも「好美」さんがいた。年賀状のあて名を夫婦連名にするのだが、郵便配達の人は姉妹宛などと誤解したかもしれない。
ひとりでも嫌がる者がいるような表現を避けるべきだ。そうした一連の運動をPC(ポリティカル・コレクトネス)、すなわち政治的公正運動というらしい。
その一環で、性別を明示することは許さない。すると次は年齢差別を許さない観点から、生年月日も履歴書から追放しようとなるかもしれない。
年齢差別の次は住所地差別だ。住所からかつての被差別部落に結びつく。その趣旨で住所地名鑑なるものを販売して物議になった団体もある。こうしたことを根絶するには、住所地を履歴書に明記することを禁止すべきである。これこそPCであると主張されれば、求人企業は従うしかないだろう。
個人を特定するキーは、氏名のほかには、性別・生年月日・住所である。これは実務上の都合から生じた慣習。それをある種イデオロギーに迎合して覆してしまう。軽薄さを感じる。牛刀割鶏(ニワトリを裂くのに牛刀を用いる)に近い類の愚である。

完全防備のプライバシー 明かせるのは マイナンバーだけよ

顧問 喜多村悦史

2020年11月26日

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