怒苦打身日記 ~協会顧問 喜多村悦史のブログ~

怒苦打身日記166 マスク騒動は何だったのか

再度の非常事態宣言が出て、3連休は基本的に家に籠りっぱなし。断食しているわけではないから、お腹が空く。

散歩を兼ねてスーパーに行った。人だかりができている。その横に積み上げられたマスクの箱。「不織布製で50枚入り」が299円で売り出されているのだ。割り算すると16円!マスクってそんなに安かったの。

半年前までマスクを探して右往左往、1枚何百円も吹っ掛ける輩がいたのがウソみたい。

わが家はマスクには不自由しなかった。騒ぎになる前、ホームセンターのレジ横にあった大形の箱を、何を思ったか、買い物籠に入れた。その備蓄で娘家族分も賄えた。ただの怪我の功名。

その直後にマスクが店頭から消えたのだが、その原因の一つが、各自治体などが張り切って中国への支援品として送ったため。例えば昨年210日の神戸新聞は、「兵庫県がマスク100万枚を中国の広東省と海南省に送った」と誇らしげに書いている。2009年の新型インフルエンザ発生時に20万枚のマスクを送ってもらったお礼なのだそうだ。送った直後に日本でもコロナが蔓延。たちまちマスクが足りなくなった。兵庫県民も駆けずり回ったのではないか。見通しの悪さを露呈した。

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全国でどれだけの数を中国に送ったのだろう。支援だけでなく、国内で買いあさって中国に輸出した事業者も多数いた。ストップをかけなかったのだから、政府も見通しが甘かった。

そして極め付きがアベノマスク。一世帯に2枚ずつ配るのに数か月もかかる不手際に加え、かかった費用が260億円。全部で13千万枚配ったそうだから、単純計算で12千円。今なら6円で買えるマスクを2000円かけて配った。1枚当たりの差額が1994円で、実費の333倍の高値だったわけだ。

 しかも小さすぎて顔にフィットせず、引き出しにしまい込んだ人が大部分だろう。知人で使っていたのは、某省庁の課長さん一人だけ。「喘息気味なので、鼻が出ていないと苦しい。その点、アベノマスクは小ぶりなので鼻を覆えていなくても、大目に見てもらえる」のが理由とのことだった。しまい込んだのが見つかったら、プレゼントしようと思う。

顧問 喜多村悦史

2021年01月12日

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