怒苦打身日記 ~協会顧問 喜多村悦史のブログ~

怒苦打身日記174  犬にもおみくじ

 家内や娘と神社でおみくじを引いた。“大吉”を引き当てたらしく、喜んでいる。「あなたも引いたら」と言われたが、200円は少し高い。横に犬用のおみくじがあった。こちらは百円。開いたら“末吉”。

 少々残念。わが家のミニチュアダックスフントは14歳。人間でいえばけっこうな高齢。乳がんが大きく腫れあがっているが、獣医師は歳なので手術はしないとの獣医の託宣が出ている。

 おみくじで病気についてどう書いているか。「健康のためしっかり散歩に連れて行ってもらいましょう」。

 

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 当人は病のせいで、近ごろは家の中でごろごろしているか、ご飯を食べているか、あるいは転寝(うたたね)している。とても散歩を催促するような感じではない。

 文字どおりでは「運勢ははずれている」ことになるが、がんに負けず、以前より元気を取り戻しているように見える点では「末吉」ははずれではない。

顧問 喜多村悦史

 

2021年01月20日