
怒苦打身日記 ~協会顧問 喜多村悦史のブログ~
開けても暮れてもコロナの話。国会での野党の追及もコロナ一色。国民がコロナに感染したら日本政府の責任という論調だ。でもちょっと待って。感染の責任をいうなら、このウイルスを撒き散らした人の責任は問わなくていいの?
真偽は分からないが、ある雑誌記事によれば、「中国のコロナワクチン開発は遅くとも2019年夏に開始されていた」。武漢で最初に発見されたのが同年暮れとされている。人間での感染がない時点で、ワクチンの開発に着手していたということになるが、コウモリのためにワクチン開発する酔狂な研究機関はあるまい。
ガセネタだと無視する者もいるだろう。一国の政府がそのようなことをするわけがないと。しかしすべての国が平和主義であるというのもまた空論だ。北朝鮮はどうか。あれだけが例外とも言えまい。
外国からのコロナ究明要求を認めないことからして怪しい。オーストラリアに対する嫌がらせは、同国が原因究明を求めたことへの仕返しである。
日本の国会では中国に関する疑問提起がタブー化している。なぜなのか。与野党を問わず、議員たちはハニートラップにからめとられているのか、利権に釣られているのか。アメリカをはじめ自由を尊重し、民主主義を標榜する国々は、ウイグルで民族絶滅行為が行われていると中国を名指し批判している。
しかるに日本政府は何も言わない。ウイグル、モンゴルでの中国共産党による民族抹殺を容認すれば、次のターゲットはどこになるか。深く考えなくても分かりそうなものだ。
コロナ感染は政府や専門家にしばらく任せ、国家の自立、誇りをいかに守っていくのか。そうした論戦を国民代表が集う国会に期待するのは高望みなのだろうか。
顧問 喜多村悦史
2021年02月10日