怒苦打身日記 ~協会顧問 喜多村悦史のブログ~

怒苦打身日記310 良いニュース、悪いニュース

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今朝も新聞を開く。目に入ったものから、表題と要旨を並べてみる。
●香港、追悼集会を阻止。天安門事件32年で初めて
 中国で学生らの民主化運動が武力鎮圧されてから32年となった4日、中国当局は北京市の天安門広場などで厳戒態勢を敷いた。香港でも、毎年開催されてきたビクトリア広場での犠牲者追悼集会を、警察が会場封鎖して開かせなかった。
○日本提供ワクチン到着 台湾「迅速支援に感謝」
 日本政府が台湾に提供した英製薬大手アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチン124万回分が4日午後到着した。蔡英文総統は「自由と民主主義という同じ価値観を共有するパートナーからの迅速な支援に感謝する」と表明した。
○総務省接待32人処分 第三者委「行政ゆがめられた」
 放送事業会社「東北新社」が総務省幹部への接待を繰り返していた問題。検事経験者らで構成する第三者委員会は、総務省が同社の外資規制違反を認識しながら衛生放送認定を取り消さなかった可能性が高いと判断している。
●拉致問題特別委 2年以上質疑なし 「最重要課題」動かぬ国会
 日本政府が北朝鮮による拉致問題を「最重要課題」に掲げて久しいが、被害者家族には国会の熱意が伝わってこない。横田めぐみさんの父親茂さんの死去から一年。家族会代表は「何もしなければみんな死んでいく。誰が責任を取るのか」。
○中米グアテマラ中国製ワクチン調達せず 台湾との外交関係を維持
 中国はワクチン提供と引き換えに台湾と断交するよう中南米諸国に圧力をかけている。その一国グアテマラのジャマテイ大統領は、中国製ワクチンを調達せず、台湾との外交関係を維持する一方、「北京との関係樹立を模索しない」と明言した。
●尾身氏発言に政府苦慮 五輪開催「現状、普通はない」
 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会尾身茂会長が、国会で東京オリ・パラ大会での感染リスク指摘発言を繰り返し、波紋を広げている。立民党は尾身氏の発言を「錦の御旗」に国民の不安感をあおり、倒閣の材料にする思惑が透ける。
●中国公船 尖閣航行最長 加藤長官「極めて深刻」
 中国公船の日本の領土尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺航行が112日連続となった。加藤勝信官房長官は「極めて深刻な事態」と述べた。茂木敏充外相は「きょう言っても(中国側の行動が)すぐにあした変わるものではない」と指摘した。
○大学生の学習時間増 内閣府調査 コロナ禍で課外活動減
 新型コロナウイルス影響下の生活意識や行動変化に関する内閣府の調査結果(4日発表)によると、学習時間が増加したと答えた大学生・大学院生が4割以上に上った。課外活動機会が減り、勉強に時間を割くことになっている。
●出生率1.34 5年連続低下 2年生まれ過去最少の84万人
 合計特殊出生率(女性一人が生涯に産む子供数)、実際の出生人数とも連続低下が進んでいる。政府は昨年5月の少子化社会対策大綱で「希望出生率1.8」を掲げている。沖縄県は1.86だが、東京は1.13,北海道、宮城は0.21だった。
75歳以上2割負担2割負担成立 医療費来年度後半引上げ
 一定の収入がある75歳以上の医療費窓口負担を1割から2割位に引き上げる医療制度改革関連法は4日、参院本会議で自民、公明などの賛成多数で可決、成立した。団塊世代が75歳以上になることを踏まえたもの。実施時期は政令で定める。


 印の○●はボクの私的な主観。「いい方向であろう」と思ったものに○、「気持ちが暗くなる」と感じたものに●をつけてみた。この日は、5個ずつで拮抗した。
 ニュースの評価は人さまざま。読者のみなさんも自由に星付けしてください。その日の気持ちが高まるか、それとも暗く落ち込むか。
                                         顧問 喜多村悦史

2021年06月07日