怒苦打身日記 ~協会顧問 喜多村悦史のブログ~

怒苦打身日記312 電話対応に違い

プリンターが紙送りできなくなった。機器の下に装着してあるトレイから給紙する仕組みなのだが、紙を送るローラーが空回りしてしまうのだ。

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メーカー保証はしっかりしていて、何年も前に一度修理に出したことがある。そのときは保証期間内だったから、指定の宅急便で送ると何週間か後に直って帰ってきた。

だが、今回は保証期限切れ。コールセンターに電話すると、製造はおろか部品の置きもなくなっているという。だから有償でも修理は受け付けられないという。

プリンターは消耗品。でも動くから10年以上使っている。買い替えが妥当かと思うが、問題は備蓄のインクだ。品切れにならないよう数年分の使用量を買い込んでストックしている。そのインクを使える型番の機器に買い替えれば無駄にならない。ところがそのインクに見合った製品は作っていないというではないか。

電話先の男性担当者が提案をした。「弊社のプリンターへの買い替えであれば、余ったインクの買取りサービスがある」と。その仕組みを聞き、考えたうえで再度連絡することにした。

数日後、コールセンターに電話した。担当者は女性だった。買い替えしたいのだがと切り出すと、彼女は紙送りの不都合がよくあることだと前置きして、ローラーの掃除機能の使い方を教えてくれえた。その通りやってみたが、相変わらず空回りする。すると「下トレイがダメなら、背面の給紙機能を使ってはどうですか」と言う。そちらは紙送りの機能障害はほとんどないとも付け加えた。「それでやってみて、それもダメになった時点で買い替えを考えましょう。機器は日進月歩ですから、買い替えは少しでも後にした方がいいですよ」。

背面給紙機能の活用になぜ、ボクは気づかなかったのだろう。使ってみると背面給紙でも両面印刷ができる。以後問題なく作動している。最初の相談の段階で慌てて、買い替えなくてよかったと思う。それにしても同じメーカーのコールセンターなのに、説明がこうも違うのはなぜだろう。

顧問 喜多村悦史

2021年06月07日