怒苦打身日記 ~協会顧問 喜多村悦史のブログ~

怒苦打身日記94 コロナ免疫は長持ちしない?

政府は国民全員へのワクチン投与を検討、そして赤字国債へ…

 この国会で武漢発コロナが論点になることは間違いない。政府の対策の是非を野党は攻撃するだろう。その際の論点を明確にすることを一納税者として求めたい。先般の特別定額給付金、事業持続化給付金、GoToトラベル、GoToイート…。すべて

我々の税金が使われるのだ。正確には、「我々の子孫たちが返すことになる借金」というべきだろう。上記の事業資金は赤字国債が財源になっているのだから。

 政府はコロナ対策のために国民すべてにワクチンを投与する考えという。全国民に接種することが必要なので、その費用は国が全額負担する。

つまり現在の国民がコロナに感染しないことで、将来の国民が受益するのだから、その費用は借金でまかなっておき、先々に生まれてくるはずの国民が感謝の念を込めて返済資金を納税するという論理である。生まれてもいない人の意見を忖度するのは、ずいぶんな論法だが、ヒトまず横に措いておく。

 

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ワクチンは絶対的な効果があるわけではない?

 まず開発中のワクチンの効能はどうか。本当に今回の新型コロナを撲滅できるのか。これについて不安なニュースが報じられた。

共同通信(1028日)は、「新型コロナウイルスに感染して抗体ができても、免疫が急速に減退する可能性があることが、英大学インペリアル・カレッジ・ロンドンの大規模調査で明らかになった」とし、「ワクチンが完成しても免疫が十分に持続せず、年に2度の接種が必要となる可能性」を報じている。撲滅までに3年かかるとすれば、全国民に6回接種が必要になる。

開発間もないワクチンは副作用の恐れも

 もう一つ。急いでの開発なので副作用の検証が不十分とされている。その被害は政府が補償する方針という。現時点での副作用は予測不能。副作用による死亡、重症が感染のそれを上回る可能性が高い。ワクチン接種への前のめりは大丈夫ぶか。

顧問 喜多村悦史

2020年11月02日