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怒苦打身日記㉛ ブランド品愛好は後進国のしるし?

 

 コロナで海外からの旅行客が99%の減という。

観光庁という新設役所の存立事態である。ドラッカー先生ならば、廃止を含めて一から組織基盤を見直せと言うだろう。 

 日本からの出国もままならず、外国に基盤のある人も日本で足止めされている。その一人と知己になった。18歳からアメリカに渡り、建築に詳しいコンサルタントとして成功している好人物。暇だからというので、普段ならけっこうな講師料が必要な話をたっぷり聞くことができた。あまりに多岐にわたるので、思い出す順に書く。

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 その一つが、アメリカでは「まともな人はブランド品には目もくれなくなっている」。ルイ・ヴィトンのバッグは世の女性方のあこがれの的と思っているようでは、10年ないし20年の認識遅れという。ありがたがるのは後進性の証明・・。耳が痛い。

 2001年の9.11、さらに2008年のリーマンショックで、アメリカ人は目が覚めた。GDP至上主義では幸せになれない。地産地消。地元農家が生産したオーガニック食材を直接買って食べる。日本では農協が流通を仕切るようだが、アメリカではその種の余計な半公的組織はない。市民が健康、安全に目覚めると、スーパーなど商業資本も方針転換。店内では大量流通食品を扱う一方で、農家の即売会に駐車場等の場所提供をする。市民の選択を広げ、共存共栄を目指すのだ。行政の余計な介入を避けるアメリカ人気質が、農薬使用の大量栽培をも一変させてしまった。必要となれば、意識転換、行動様式が大きく変わる。このイノベーションがアメリカの底力だという。

 彼は日本の大規模幼稚園の新園舎建築を指導したことがある。

合理性を追求した結果、建設補助金をお断りしたら、子どもも父兄も喜ぶ園舎が割安で建ち、建設業者も潤った。他の幼稚園でマネしないのか。「行政の圧力を跳ね返す力量次第」が回答だった。

 

喜多村悦史

2020年09月04日

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