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怒苦打身日記㊼ ドコモ口座不正引き出し

コンビニのレジで小銭入れをもぞもぞ探る。釣銭の手間がないようきっちり渡し、小さな満足感を得たが、後ろに並ぶ客たちは仏頂面。横のレジを見て合点した。そちらではスマホでピッピと決済が順調に進んでいる。政府の“キャッシュレス”推進掛け声に乗り切れないボクは、レジ決済の流れを滞らせたとの批判の視線を浴びたわけだ。

 だが、効率だけで推し量ることに問題はないのか。そのことを考えさせるのがドコモ携帯での預金盗難事件。携帯電話を読みとり機にかざし、ピッと鳴ったら支払い完了になるのがスマホ決済。そのためにはその人の銀行口座から、携帯端末にチヤージ(移し替え)しておくことになる。ということは、銀行に預金がない者はキャッシュレスの資格なし。

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 この基本常識の殻を破るのが今回事件。犯人は赤の他人の銀行口座から、自分のドコモ口座にチャージした。被害者に送金手続きをさせたわけではない。事前の接触もいっさいない。頻繁に丹念に通帳記帳をしない限り、被害者は盗まれていることにも気づかない。

 銀行口座番号や暗証番号を盗まれないよう自衛せよとマスコミは注意喚起している。しかし口座番号を取引相手に伝えなくては支払いを受け取れない。暗証番号も頻繁に変更するうちに混乱して、かえって銀行に迷惑をかける。「あなたのアカウントに不正アクセスがあった」などのフィッシングメールは野放しだ。

「ドコモ口座」の案内には、簡単なこと、便利なことが並べ立てられている。サービス考案者は性善説論者で、この種の犯罪には想像が及ばなかったのか。ともあれ被害に遭わない防衛策は何か。ドコモ口座(他携帯会社も同様)開設を面談調査で素性明らかな者に限定する。不正アクセス警告(フィッシングの温床)は文書に限定する。要は、デジタル化による効率促進とバランスを取る形でアナログ方式の管理手段を組み込むことだ。

 

顧問 喜多村悦史

2020年09月15日

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