【まいにち終活】終活カウンセラー協会代表理事武藤のブログ

#6  人生の棚卸しをすると良い~エンディングノート~①

マイウェイ

こんにちは、武藤頼胡です。214日はバレンタインデーでした。名前の由来は諸説あるそうで。ローマ帝政時代にキリスト教の司祭として実在していた聖人ヴァレンティヌスの名が由来では?などです。日本の年中行事に限らず、様々な記念日には調べて楽しむのも終活かもな?と思うこの頃です。

 

今回は終活の第一歩としてお勧めしたいことをお話しします。それはこの終活を取り掛かりやすくなる、エンディングノートについてです。またそのエンディングノートの一番に考えてほしいことがあります。それが「人生の棚卸し」です!

私は年間120回くらい講演を致します。そう今日も厚木市で講演でした。その中で少し人生の棚卸しに触れることを入れております。それは、「今までの人生を漢字一文字で表すと?」ということです。これ、人生に振り返りに結構適していると思います。どうですか?「人生を振り返りましょう」と言われても何からしてよいのかわかりませんが、今までの人生を漢字一文字で例えるなら印象にあることがでたり、人生の総括を考えたり、人によってまとめ方は様々ですが考えやすくなると思います。

実は私は大学の講師をしておりますがその教え子にエンディングノートを書く授業をしました。何の先生かと言いますと、就職活動を支援しております。リクルートの就活です。それでなんでエンディングノート?と思われがちですが…なぜ働くのか?という目的を大学生に聞くと、社会に出るからとか、社会人は働くものだからなどという言葉は違えどもこんな答えが返ってきます。

しかし、このエンディングノートに向き合い、自分にも向き合い、ということをしていくと、なぜ働くのか?の質問に対して「自分の人生のために働きます」という意図に変わります。前回、私の含む大学生全員と人生の棚卸しを80分行いました。そしてその感想を発表しました。その時の男子学生の言葉が印象的でした。「僕はぜひこの今までの人生を漢字一文字で例えるとことを発表したい」とのことでした。僕の漢字は「恵」です。経済的にも環境もまわりもすべてに恵まれてきました。幼少期に水泳を習いたいというとすぐに始めさせてもらいました。友達もまわりにいて楽しかったことも多く、今も自分の好きな大学に行き、自分の就職したいところでアルバイトもしています。これだけ恵まれているのは親やまわりの方、友人のおかげたと改めて思いました。本当に感謝しています。

こんな発表でした。もちろん生きていれば嫌なこともあっただろうし、楽しいことだけではないと思いますが、こうやっていろんな方の力だということを感じたら、これからの人生で落ち込むことがあったり辛くて先の見えない出来事があっても、必ず自分で立ち上がり最終的にはしっかり人生を生きる人間になるように思います。

私も今52歳ですが、生まれた時からこうだったわけではなく、いろんな人生の出来事があって今の自分が形成されたと思います。そこを知ることはこれから歩みたい人生を考える一歩だと思っています。

続きは次回にどうぞ元気にお過ごしください。

武藤頼胡

2023年02月14日