【まいにち終活】終活カウンセラー協会代表理事武藤のブログ

死ぬまで生き甲斐持って生きるよ

近くで焼夷弾を投下したアメリカの戦闘機を落としたって喜んだんだよ。

34歳の私には何も理解できてない会話でした。亡き父は昭和8年生まれ、小学校の頃、戦争の経験者でこんな話を何回か幼い頃に聞かされた。この時期になるとなんとなく思い出す。

 

昭和18年から19歳になると徴兵検査を受けなければならなく、翌年には17歳に引き下げられ、志願者には15歳もいて。うちの父もあと5,6年早く産まれていたらもしかしたらと何度も考えたことがある

 

今年のお正月は沖縄で過ごした、今年初読了した本は、沖縄戦というもの。感想を、言葉で表すとしたら、なんで?という疑問だけ。もちろん、歴史的になぜ戦争になったのか知識としては皆さんも知ってると思う。でもこの「なんで?」しか出てこなかった。 

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815日は終戦から78年が経った。

78年前のこの日、父を含む先人たちはどんな思いであったのか。

 

争うために生まれてきたわけではない、死ぬために生まれてきたのでもない。

 

 

 

先日のNHKで元桜花の乗組員だった90代の男性インタビュー。どんな思いで?の問いに「家族を助けるためなんだ、これしか思ってませんでした」と。なんと辛いインタビューでそしてなんと悲しい答えでしょう。これがまだたったの78年前の日本なんです。

 

19時過ぎて缶ビールをあけた。

この一口目が美味しい。私は生きている、色々あれど生きてる。この世に生まれたのは先人、祖先のおかげ。ここまで生きてこられたのは周りの方のおかげさまです。世界の全員がふとこのことを思うだけで悲しいニュースは減るのではないか。政治的なことはよくわからないが、人が人としてあるためにまずはここが肝要なのではないか、そう思う。

 

戦争なんて要らない

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2023年08月17日